・・・・九番隊長・・・?
嘘・・・
東仙隊長・・・・!?
「・・・嘘・・・」
「嘘あらへんよ。本人から聞いたんやし。」
「・・・何で・・・・?」
「・・・さあ?何でやろうね?」
クックと肩で笑う市丸。
そんな些細な仕種さえ、にとっては恐怖に感じる。
白哉はそんなを落ち着かせるため
ただただ肩を抱いて、優しく撫でていた。
そんな二人に、そろそろと近付く市丸。
それと同時にグンと上がる霊圧。
は眩暈を抑えながら
必死に白哉にしがみ付いた。
「なあ、ボクも混ぜてや」
「・・・許さぬ。」
「堅いなー六番隊長サンは。は?えぇやろ?」
「・・・っ・・・」
「・・・今すぐ帰れ。兄は関係の無い事だ。」
「・・・冷たいなー・・・」
市丸は冷めた顔をしながら
スッとの視線に屈む。
ビクつかせたの肩にそっと指を滑らせ
白く、点々と紅が残る首筋に口付けた。
「っや・・・!」
「いややないやろ?」
「んっ・・・・!////」
白哉の存在も関わらず、
市丸はの首筋を味わうようにネットリと舐め上げた。
その度に微かに漏れるの声。
感じやすい身体になってしまったは
少しの刺激でも耐えられなかった。
そして
自らの腕の中で
他の男に感じているに独占欲を覚え
白哉はの秘部を袴の上から撫で上げた。
「ひぁっ!朽木・・たいちょ・・・・!////」
「ズルイなぁ六番隊長サン。」
「・・・黙れ。」
「ん・・・隊長・・・!///」
首筋、秘部に感じる男の舌、指先。
はギュッと目を瞑り、唇を噛み締めていた。
と
その時。
「・・・・六番隊長サン。此の侭じゃホンマに3Pになってまうよ?」
「・・・・」
「・・・やっぱ、はボク一人が占領するモンやで。」
「ぇ・・・?」
「・・・どういう事だ。」
「・・・六番隊長サン・・・アンタはっきり言って此処に居るの・・・場違いやない?」
「・・・」
愛撫を止め、じっと白哉を見つめる市丸。
だがその目は
殺気が痛いほど込められていた。
を愛するあまりの 狂気。
しんしんと上がる霊圧に、の視界はフッと白くなった。
が、
「・・・・受けて立とう。」
市丸の挑発に乗った白哉のこの一言が
の理性を引き戻した。
ハッと我に帰ったように白哉を見つめるが
その視線は白哉の霊圧によって跳ね返された。
「・・・・私が勝したら、を貰い 兄を此の場から消す。」
「・・・ボクが勝ったら、を貰って六番隊長サンを消すで。」
つまり
市丸の言葉は
白哉自身を消すということ。
「・・・朽木隊長!市丸隊長の発言は・・・!」
「分かっている。だが、を護る為だ。」
「・・・言いますねぇ・・・まるでボクが悪役やないの」
「・・・私は元々そう感じていた。」
音もなくから離れ
市丸と居合を保つ白哉。
呆然とするを尻目に、白哉は霊圧を上げた。
その霊圧に
市丸は深い笑みを刻んだ。
「・・・覚悟しろ。市丸。」
白哉の斬魄刀が
風を切った。
NEXT
夢の対決 白哉VS市丸vV